時代に求められるリーダー像

スピリチュアル的に言えば、前世紀が1の時代であったのに対し、今世紀は2の時代に当たります。

つまりリーダー像としては、これまでの「皆を引っ張る強さ」が弱まっているのです。1は推進力を意味しますが、2はそれとは対照的に「協調」を表します。これからの時代は協調を図って皆を纏められるリーダーが求められるのです。具体的には、部下の才能、魅力を見出し、それをサポートすることのできる懐の大きさが必要とされます。

自分が突出した才能の持ち主であるという自負を捨て、部下の一人一人の才能に期待するリーダーこそ、これからの時代を担うに相応しいというわけです。

部下の才能、魅力を育てることのできるリーダーは、稀有な存在なのかもしれません。決して出しゃばらず、縁の下の力持ちとして活躍できるリーダーは、多くの人にとってまだイメージし辛い人物像だと思われます。しかしスピリチュアルの観点から時代を読み解くと、現代に特有の人物像とも言えません。過去には2の時代に相応しいと思われる偉人が活躍しているのです。例えば吉田松陰などは典型例でしょう。

彼自身も高名な学者でしたが、彼の弟子の中にも多くの偉人が存在しました。明治維新に貢献した木戸孝允、伊藤博文、山縣有朋などは、皆松下村塾の出身者だったのです。松下村塾は松陰の方針により、いわゆる講義型の授業のみが展開されたわけでなく、教師と生徒が共に意見を出し合い、考える時間が設けられました。

勉学はもちろんのこと、レクリエーションも取り入れられ、教師と生徒の関係性は非常に良好であったと伝えられています。

現代のリーダーも、松陰のこうした教育方針を見習うべきでしょう。

一方的に指導したり、引っ張たりするのではなく、双方向の学習を介してお互いの長所が浮かび上がるというのは、これからの時代に最も求められるあり方ではないでしょうか。

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