考えを発信する

他人のことを考えるとき、人は同時に自分自身のことも考えています。考えるということは、大きな力を持っています。悪いことばかり考えていれば悪い方に引っ張られてしまいますし、逆に良いことを考えていれば、心の在り方も良いものとなっていくでしょう。例えば、自分の母親に対して「自分は母親から不当な仕打ちを受けていた」と考えている場合には、自分自身も他人に不当な仕打ちをする人間になっていきます。ひとつの考えは、自身のエネルギーにしみ込み、人格や振る舞いを通して現実のものとなっていくのです。自分は母親と違う人間だ、そうなりたくないと思っていても、エネルギーには自然と引っ張られてしまいます。人を裁き続けている限り、自分もそっくりな人間になってしまうのです。考えは、自身だけでなく波動となって外側にも発信されていきます。ある人に対して「思いやりがない」「決断力が無い」と裁いていれば、その人は思った通りの人間になっていくのです。直接声に出して言っていないとしても、無意識の世界で起こっていることなので止めようがありません。自分の気付きのレベルが上がるほど(意識的になるほど)、自分は嘘がつけなくなっていくでしょう。人はそれぞれ、心の奥底ではつながっています。自分の考えていることは誰にも分からないということはありません。誰かに愛を発信しても、憎しみを発信しても、その当事者のところに届きます。愛の思いは、光を放って自分と相手のまわりを照らしだすことができます。二人のコミュニケーションは上手くいくようになるでしょう。逆に愛に反する思いであった場合は、発した人の中にある光を消してしまいますし、相手のことを正しく見ることもできなくなってしまいます。

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